自分が受験に失敗したと感じる人へ | 東進ハイスクール 高円寺校 大学受験の予備校・塾|東京都

東進ハイスクール 高円寺校 » ブログ » 自分が受験に失敗したと感じる人へ

ブログ

2019年 2月 27日 自分が受験に失敗したと感じる人へ

みなさんこんにちは!コンビニで普通の午後の紅茶買ったと思ったら期間限定の「マスカルポーネ薫るチーズミルクティー」を買ってました。あんまり好みの味ではなくて、ちょっとショックでした。担任助手の後藤です。

今回は少し真面目に【受験での負け】についてお話しします。

最近、校舎にいると「○○大学受かった!」という嬉しい報告や、「○○大学に落ちてしまった」という僕たちとしても悔しい報告を聞きます。

やはり、東進は予備校なので、生徒から合格しましたと聞くと本当に嬉しいものです。

やっぱり第一志望に合格した子は人一倍も努力してきたからこその結果であると思います。しかし、自分の行きたい大学に落ちてしまった子が人一倍努力をしてなかったから落ちたかというとそうではないと思います。

僕も第一志望の大学に落ちた時、めちゃくちゃへこみました。HPに載っていた『受験番号○○番の方は、残念ながら、不合格です。』のたった数十文字を見ただけで目の前が真っ暗になり「今までの自分の努力は無駄だったのかな」や「どうしてこんなに頑張ったのに報われないんだ」とどこにぶつければいいかも分からないモヤモヤした感情に自分の心がとらわれたのを覚えています。

前置きが長くなりましたが、受験では合格だけが勝利じゃないです

は?こいつ何言ってるの?受験落ちたら負けじゃんと思う方、いると思います。そして辛いのも、悔しいのも痛いほどわかります。

だけど違います。

合格したら幸せは嘘です。

成功が幸せのカギなのではない。幸せが成功のカギなのだ。今していることを好きになれば、成功はおのずともたらされる。

という言葉があります。

何かに一心不乱に頑張っていると、ついつい結果ばかりに目がいってしまって、一時、一瞬を大切にする気持ちを忘れてしまいます。
今、置かれている状況をどれだけ幸せと思えるかが、成功の鍵なのです。

受験氷河期と言われているとても大変な時期に、諦めずに受験当日まで頑張れたその事実だけで素晴らしいことなんです。

お前はこの大学だからどうだなんて大学でしか人を判断することができない人は二流、いや三流以下です。

自分はこの大学だから、、なんて卑屈になるなYさん!!!!!!自分の行くとことはどうだの、大学を否定するということは自分の頑張りを否定していることになります。

どうか、ここまで頑張ってきた、自分の頑張りを否定しないでください。

一番の負けは自分の努力を否定してしまうことです。

僕の好きな言葉の中に『置かれた場所で咲きなさい』という言葉があります。

咲くということは、このくらいでいいかと、仕方ないと諦めることではありません。それは自分が笑顔で幸せに生き、周囲の人々も幸せにすることによって、あなたをここにお植えになったのは間違いでなかったと、証明することなのです。

社会に出れば学校や肩書きなど関係ないんです。清流に棲もうがドブ川に棲もうが前に泳げば魚は美しく育つのです。

大切なのはこれからあなたがどう生きるか、それを証明することです。

受験を経て、複雑な思い、何かしらの成長があったと思います。合格よりもなによりそれが一番大事です。それがあなたの受験勉強での一番で一生の宝になります。

人の価値は何で決まるんでしょうか

 

どれだけ葬式に人が集まったか 

どれだけ頑張ったか 

どれだけ多く稼いだか(年収1億円など)

どれだけ高い地位についたか

 

これら全て、一生の価値と無関係です。

 

人の一生の価値は、

どれだけ与えられた人生の目的を達成できたかで決まります。

 

これから次の道に進むあなたはこの受験勉強で得た物を糧に、人生の目的を達成してください。

 

皆さんの活躍を心から祈っています。