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2022年 6月 15日 英語の勉強法〜この夏で英語を得意科目にしよう〜
こんにちは!高円寺校担任助手2年の下條です。
初めましての方は→コチラ←の自己紹介をぜひご参照ください。
梅雨に入りどんよりした日が続きますね…… 頭痛持ちにとっては辛い季節ですがなんとか乗りきりましょう!
雨の日でも校舎は開館しています。スタッフ一同皆さんをお待ちしていますよ〜!!
さて、今回のテーマは「英語の勉強法」です。
私の大学入試での得意科目は「英語」でした、と言うとびっくりされるかもしれません(英語が伸び悩む、勉強法が分からない…というお悩み相談を本当に多く受けるからです!)。しかし、得意科目に「英語」を掲げる私は、特に帰国子女というわけでも、インターナショナルスクールに通っていたというわけでも、もともと英語のセンスがあるわけでも、ないです。
むしろ中学生で英語学習が始まったときには「つまづいていた派」でした。
be動詞の意味がよく分からず、中学校1年生の時の疑問文のテストで「Is he is a student?」と書いたことを未だに覚えています。
そんな私が高校生になり、どう英語を得意にしていったのかを踏まえながら、迷いがちな「英語の勉強法」について今日はお話ししようと思います。
高校生になり大学入試を決意した私は「このままじゃマズイな…」と思うようになります。
なぜかというと、ほとんどの大学入試において英語の配点は他の教科よりも高いからです…
英語が得意だと必然的に合格可能性が下がると感じた私は、まず「学校の英語の授業を真面目に受けよう!」と思いました。それまで不真面目だったというわけではないのですが、普段の学校の授業をさらに真剣に聞いたことに加え、学校で支給された文法書や単語帳に沿って定期的にある小テストに向けて猛勉強をしました。
小テストが満点じゃなければ落ち込むくらい、勉強をしました。
今思えばこの猛勉強のおかげで、高校1年生の時に単語・熟語・文法の基礎固めができたのではないかと思います。
一般的に、英語学習では単語・熟語→文法→構文→長文→リスニングの順に進み、前段階の学習が固まっているほど次の段階の学習がスムーズに行きやすいと言われています。
高校1年生の私はもちろんそんなことなど知らなかったのですが (笑)、学校のカリキュラムのおかげで自動的に英語学習の最初のステップをクリアしていたことになります(今思えば学校の先生方には本当に感謝です)。
高校2年生になった私には英語学習における転機が訪れることになります。
それが夏休みに行った短期留学です。
英語圏に行き、ホームステイ先ではほぼ英語がネイティブのルームメイトに囲まれ、英語が十分には話せない・聞けないもどかしさを知ったと共に、英語が自由に使えればどれほどコミュニケーションの幅が広がるのだろう…と思ったことは未だによく覚えています。
もちろん、留学前に英語の勉強は強化しましたがそんな付け焼き刃では到底通用しませんでした……
帰国後、英語勉強に燃えた私はあるものに向けた勉強を開始しました。
英検です。
英検はリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの全分野でバランスよく点数が取れないと合格ができない仕組みになっています。どの分野にも勉強時間を使う必要があり、このおかげでリーディングのみに偏らないバランスの良い学習ができました。
英検に向けた単語学習でさらに語彙力も高まり、リーディングの練習で長文を読めるようになり、長文が読めるようになったためにリスニングで聞き取った内容を消化できるようになり…と英検の学習は良い循環を生み出してくれます。
英検に限らず、4技能を必要とする英語資格の受験は大学受験前の英語力強化に本当におすすめです。
私は準1級を目指しつつ2級も並行して受験し、2級は1回で、準1級は2回目で合格を掴むことができました。
そして、高校3年生になった段階の私は4技能の力をほどよく身につけることができ、過去問や演習に時間を割き「英語の読み方」と言うよりも「問題の解き方」に焦点をあてました。こうすることで少ない時間で対策ができ、他の教科の学習にも時間を割くことができました。
受験でも、配点が高い英語を「得意教科だ」と思って臨むことができました。共通テストのリーディングではなんと!!100点を取ることができたのです。もちろん緊張はしましたが「最終的には英語が助けてくれる」という安心感のもと、ある程度落ち着いて本番に臨めたように思います。
私の英語学習に共通していたのは「英語を勉強する動機」があったことです。
もちろん高校1年生で英語学習に力を入れ始めたのは受験への危機感があってのことですが、高校2年生の留学を終えてからは「英語を使えるようになりたい」と言う強い気持ちと「資格を取る」と言う目標があったからこそ英語学習が続けられたのだと思います。
そのため英語学習のマインド面では「自分で英語に関する目標を設定する」ことが1番の近道になると思います。
具体的な勉強法については、とにかく英語に関しては「量をこなし、より多くの英語に触れる」ことがベストだと思います。
より多くの単語を覚え、より多くの英語長文を読む。
これが、英語の上達への1番の近道です。
大事にして欲しいのは、単語・熟語→文法→構文→長文のステップを踏んだ学習です。前のステップが疎かになっていると必ずつまづく時期がいます。
まだ低学年の人は、このステップをゆっくり進んでいる時間があります。
しかし受験生でこの時期に「英語が伸びない…」と悩んでいる人は、長文を解いていると思っていても必ず単語・熟語・文法・構文把握のどこかに問題を抱えていることになります。
問題の復習などを通して、夏休み前に自分が苦手な分野は基礎マス・単語帳・文法書などを復習し直し、潰してから過去問演習に入れると良いでしょう。
どうして英語が苦手なのか分からず焦っている、どうしよう…と言う人は、一度自分の苦手分野が何か考えてみると、大飛躍のきっかけになるかもしれません。もちろん自分では分からない…!と言う方はいつでも相談に来てくださいね。下條やスタッフと一緒に考え弱点を、英語を得意にする夏にできるかもしれません…!
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