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2019年 6月 7日 英語の点数を100点以上上げる方法!
みなさんこんにちは!
高円寺校の生徒も徐々に過去問印刷をしに来る生徒が増え、もうそんな時期かとしみじみしてます。
大学受験でカギとなるのは、なんといっても英語。文系理系関係なく、英語でどれだけ得点できるかどうかが合格を左右すると言われていますね!
さて、今日はタイトル通り、英語の点数を100点以上上げる方法をお話ししていきたいと思います!
前提として英語の勉強は5つの要素に分けられます
1:英単語力
2:英熟語力
3:英文法力
4:英文解釈力
5:長文読解力
です。大事なのは自分が今どこの段階にいるのかを認識し、着実にその苦手をつぶしていくことです。
自分の弱いところを見極めて、よければ下の方法を試してみて下さい!
英単語力向上のために
「単語力」は「工夫」で力をつける! 東進英語講師 土岐田健太先生より抜粋
英単語は「五感がフル稼働」する方法を使うと忘れなくなる。
→「語源&イメージング・イラスト・発音・フレーズ音読」
commitという単語を例に複数のアプローチで覚える方法を紹介
➀語源&イメージング
commitの語源は「完全に(com)送る(mit)」→「尽くす」のように英単語の概念から理解していく
②イラスト
ませた高校生の会話では「オレあの子にコミットしてるからさ」と日常でも耳にする。カップルの絵を書いて、キモチが一途に彼女に向いている絵を書いて覚えてみるのような、イメージを意味と結び合わせて覚える
③発音
「電子辞書の発音ボタン」や「付属CD」を活用する
④フレーズ
be committed to X「Xに尽力する」のようにフレーズで覚える。「0.1秒で意味が言える状態」まで英→日の順に声に出して覚えよう。
大学受験は暗記が10割! 「武田塾」塾長 林尚弘より抜粋
ノートを用意し、ページの中心に縦線を引いて1ページを2つに分けて、左側に覚えたい単語を、右側に日本語訳を書きます。これを10個ずつ覚えていき、10個全部をまとめてテストしてそれを繰り返します。(実践にて説明) 1000語収録されている熟語帳だったら 1日目:1~100 2日目:1~200 3日目:100~300 4日目:200~400 5日目:300~500 6日目:400~600 7日目:500~700 8日目:600~800 9日目:700~900 10日目:800~1000 11日目:900~1000,1~100…. このように毎日範囲をかぶせて復習していく。 こうすれば3日連続で1~100をやることになるので3日目にはかなり覚えてきていることが実感できるはず。
基本的には毎日たくさんの熟語に触れて、何周も反復することを意識した勉強を。
英熟語力向上のために 法政大学在学生より
①前置詞をイメージする
come across : 偶然出会う→前置詞のacrossには「〜を横切って」という意味があるので、人ごみをかき分けて人に偶然出会うという場面をイメージ
come by : 手に入れる→前置詞のbyには「〜の側に、〜の近くに」という意味があるので、すぐ側にあるものを手に取る。手に入れるという場面をイメージ
come up to : 期待に添う→前置詞のupには「昇って、上がる」という意味があり、前置詞のtoには「〜方へ、〜まで」という意味があるので、〜さんの方に向かって上がる。〜さんの期待に添うという場面をイメージ
come out : 出版する→前置詞のoutには「外に出る」という意味があるので、出版社から本が外に出る。本を出版するという場面をイメージ
②たくさん例文を作ってみる
1:come across
I came across a my friend yesterday. (私は昨日友達に出会いました)
She came across an interesting book.(彼女は面白い本に出会いました)
身近にあるもので例文を作ることでより鮮明にその英熟語が頭に残りやすくなるので、身近なことに関連付けて例文を作ってみるといい!
英文法力向上のために
1:問題の英文を訳し、何でこれが正解なのか、根拠を持って答える。
2:迷ったとき訳せなかった時には印をつける
3:答え合わせをして間違った問題に印をつける。 ※印をつけることで後で復習しやすくなります!
4:解説を読む。なぜその答えになるのか?を理解する (答えとなる根拠を理解します。場合によっては文法書を見て振り返る)
5:文の構造を取ったり、他の選択肢は何がダメなのか?も考える。 (1つの英文からありったけの知識を全て吸い取ります。)
6:その問題をもう一度解いてみる。訳・根拠が明確か?を確認。 (すぐ次の問題にいかないことが重要です。)
英文解釈力向上のために
1:まずは自分の力で訳し、文の構造を実際に紙に書いてみる 。
この時、文の構造を書き出すために問題文をコピーするとよい。
2:分からない単語・熟語があれば注釈を見たり、調べてもう一度訳してみる。。
3:解答を見て、自分が導き出した和訳と文の構造のどこが間違っているかを確認する。間違えていたら印をつける。
ここで初めて自分が導き出した和訳と文の構造を模範解答と照らし合わせます。 1・2のステップで紙に書き出したことで、自分の考えのどこを修正すべきなのかを明確にすることができます。 解説を熟読して正しい和訳と文の構造が何なのかを理解しましょう。 間違った問題に印をつけることで、後で復習しやすくなります。
4:正しく英文和訳・構造把握ができるレベルまで仕上げる。
完全に理解することができたら、もう一度問題を見て模範解答と同じように、解答を再現することができるようになっているか確認をします。 もう一度紙に書くと時間がかかってしまうので、この時は紙に書く必要はありません。
5:音読をしながら返り読みせず英文和訳・構造把握ができるようにする。
返り読みせずに英文和訳・文構造把握ができるようにれば、その文章はほとんど完璧になったと言っても過言ではないでしょう。 CDがあればシャドーイングも積極的に行っていきましょう。
6:1~5のステップを0で決めた範囲を全てこなしていきます。
今日の範囲を全て終えましょう。
7:全ての問題において英文和訳・構造把握ができるようになっているか確認します。
ここでも紙に書き出すステップは不要です。 頭の中で模範解答と同じ思考回路を再現出来ていればOKです。 また参考書を1周し終えたら、1周で終わらずに2周・3周と繰り返し、全ての問題で解答とその根拠を導き出せるようになりましょう。
この時は間違った印が付いている問題を中心に解きなおします。この時も紙に自分の解答を書き出す必要はありません。
長文読解力向上のために
1:英語長文を訳していき、根拠を持って問題に答える。
2:上手く訳せなかった英文、意味が分からなかった英単語・英熟語には印をつける。 (印をつけることで後で復習しやすくなります。)
3:答え合わせをして間違った問題に印をつける。 (これも同様に後で復習しやすくために印をつけます。)
4:間違った設問の解説を読む。なぜその答えになるのか?を理解する (答えとなる根拠を理解します。)
5:印の付いた英文の構造を取ったり、印のついた英単語・英熟語の意味を確認をする。 (ここで、分からないを→分かるにしていきます。)
6:3で印をつけた間違った設問をもう一度解いてみる。 (本当に正しく答えられるようになっているかを確認します。)
7:5で確認をした英文の構造を取ったり、英単語・英熟語の意味を答えられるか確認する。 (6と同様に本当に正しく答えられるようになっているかを確認します。)
8:CDを使って1日5回。1週間で最低20回を目安に音読をする。 (返り読みせずにスラスラ英文を理解できるようになることが目的です。)
9:英文を全てスラスラ理解できるか?設問に対して根拠を持って答えられるか?を確認 (この際も1~6の過程をたどりましょう。)
9:当たった問題も間違った問題も総チェック
英語の復讐はこうしよう 東進英語講師 土岐田健太先生より抜粋
復讐はこの3つを中心に行う①「10分復習法」②「弱点補強」③「音読」
①「10分復習法」。受けた授業を10分で「口頭要約」or「プチ講義」でおさらいします。「人に伝える」つもりで話すと、その内容が驚くほど頭に入ります。
②「弱点補強」。これは「調べ学習・暗記・類題演習」などです。単純に知らなかった単語を覚えるという勉強のほかに、「調べ学習・類題演習」を入れると、なお復習は効果的です。
③「音読」。これは最も重要な勉強法です。「音読」は復習を総合的に行うのにおススメの方法です。「単語・熟語・文法・文のカタマリ」などを語順どおりに掴む力を養うことができます。音読する時はできればモデルCDのお手本に沿って学習を進めたいところです。
以上です!少しは参考になりましたか?みなさんの成績が伸びることを祈っています!